2章:『亜塩素酸水』とは?
2025年1月20日
ここからは、「亜塩素酸水」とはどういうものなのか?又、どのような特徴を持っているのか? についてご説明させていただきます。
亜塩素酸水とは
「亜塩素酸水」は、亜塩素酸(HClO2)を水溶液中に安定化させることで形作られている殺菌料です。
製法としては、“日本薬局方 塩化ナトリウム”と同じ不純物を含まない塩を溶かした水溶液(飽和食塩水)に塩酸を加え、酸性条件下にし、これを無隔膜電解槽内で電解して得られる水溶液、塩素酸塩に硫酸を加えて更に強酸性化し、これによって生成されてくる塩素酸に過酸化水素水を加えて還元反応させながら、ここに過酸化水素水を追加添加することによって得られる亜塩素酸(HClO₂)を水溶液中に安定化させています。
亜塩素酸水と微生物との反応イメージ
亜塩素酸水 | 次亜塩素酸ナトリウム 次亜塩素酸水 |
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![]() たんぱく質を構成している特定のアミノ酸に選択的に反応するため、汚れ(有機物)とは反応しにくく細菌やウイルスの表層に直接アタックして効果を発揮 |
![]() 全ての有機物と反応するため、細菌やウイルス以外の汚れ(有機物)にも同時に反応。殺菌力が消耗し効果が弱まる |
亜塩素酸水の芽胞菌に対する推定殺菌メカニズム
一部の細菌は、成長できない環境に置かれると生存を優先し、【芽胞】と呼ばれる形態を取ります。この【芽胞】の外側は非常に硬いタンパク層で守られているため、熱にも圧力にも薬剤にも強く紫外線を当てても不活化しません。(薬剤耐性菌)
図に示すように、最近の研究では、亜塩素酸水の主たる有効成分である亜塩素酸が発芽を阻止することで、胞子は休眠状態から栄養細胞に復帰できないため、増殖ができなくなると考えられている。